●439 夕日影 ゆうひかげ 〇ねぐらをもとむとつれゆくとりの

 表題:夕日影
 読み:ゆうひかげ

 収録:(A)音樂新報第3巻2号 音樂新報社 1906(M.39).3 ◎Copy=(Z1)

 記譜:単声(伴奏なし) ホ長調 2/4 ※数字譜

 インチピット:ミレ|ドシ|ドレミファ|ミレ|ミファ

 曲:不詳
 詞:犬童球渓


[詞] ※音樂新報第3巻2号より

1.塒を求むとつれゆく鳥の 行く衛(へ)はいづくとうちみる彼方
  山の端まばゆく黄金の色を そめつゝかがやく夕日のひかり

2.夕べを傳ふる鐘の音遠く ひびくときく間に日はくれかかる
  ひと日のわざもなしはてなくに 身のいたづらにも老ゆるか我は


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